下仁田町自然史館

　下仁田町自然史館は旧青倉小学校の校舎を利用した下仁田ジオパークの拠点展示施設です。

　下仁田町の自然の成り立ちと自然と人の共生の歴史を発信し、後世に伝えるために、標本やジオラマ等を用いて、分かりやすく楽しい展示をしています。小学校で使用されていた黒板や机などをそのまま使用していることもあり、施設に入ると懐かしい気分にさせてくれます。

　それぞれの教室で日本初のホタルの化石をはじめとした下仁田で発見された化石や、鉄鉱石等の鉱物、跡倉クリッペと呼ばれる他の場所から移動してきた根なし山のジオラマを展示しており、今年３月には群馬県教育委員会から登録博物館として認定されました。また、12月19日まで期間限定の企画展「『下仁田から見つかった白い耳飾りのなぞ』―大陸からの渡来品？―」が催されています。日本には存在しない素材で作られた装飾品がなぜ縄文時代の下仁田まで来たのか、最新の研究をもとに展示解説しています。ぜひ一度、身近な土地の悠久の歴史をその目で見てみてはいかがですか。

開館時間…9：00～16：30（最終入館16時）
休館日…毎週水曜日
入館料…大人200円、高校生以下100円
小学生未満、町民、障がい者手帳持参の方及び
介護者1名は入場料無料

案内マップ

下仁田町自然史館