鳥總神社(富岡市中沢)

 富岡市中沢の鳥總神社は、県道48号線を南蛇井駅から北へ300mほど進み、両部鳥居をくぐり抜けたところに鎮座しています。
 この神社の創立は不明ですが、俵藤太秀郷氏が射った鏑矢を神宝として納め、神号を鏑神社飛房大明神と称し奉らているそうです。上野神明帳には従三位鳥總明神とあり、明治10年に鳥總神社と改称しています。
 拝殿の海老虹梁には、見事な彫刻が施され、天井絵も綺麗に彩色し直されています。
 本殿は覆屋で囲まれていますが、芸術性の高い彫刻が施されています。
 本殿裏側に芭蕉句碑があり平成7年に富岡市指定重要文化財に指定されています。
 江戸時代末期の西上州の焦風俳諧・文化の動きを知ることができる貴重な資料です。
 毎年10月に例祭が催され、今なお多くの氏子や地域住民に守られています。

案内マップ

鳥總神社(富岡市中沢)

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