額部神社(富岡市南後箇)

 額部神社は、富岡市南後箇の小高い丘に位置し、藩政時代には小幡藩歴代藩主より崇敬厚く祭祀料の寄付を賜っていました。

 明治42年9月に岡本・岩染・南後箇の諸社を合祀し字名を一字づつとり染箇岡神社とし村社と列格されました。明治45年7月、野上の諸社も合祀して村内唯一の神社となり社名を改称し現在の額部神社となりました。

 この神社は、学問の神である菅原道眞公を御祭神としており、多くの学生が参拝に訪れます。

 境内には、建治2年(鎌倉時代)に講中36人により建立された石造地蔵菩薩立像が祀られています。像の頭光背の上部が斜めに欠け、全体の原形は見られませんが前身部だけを半肉彫にしています。当時の特徴をよく表しており、県内最古の半肉彫地蔵になります。

案内マップ

額部神社(富岡市南後箇)

トップへ戻る