法性山妙法教院実相寺 (富岡市南蛇井)

 

 法性山妙法教院実相寺は、富岡市南蛇井の千平駅手前を曲がり、すぐ左折して坂を登った高台に位置し集落が見渡せるように建てられています。
 このお寺は、元慶4年(880年)平安時代に、惟高親王が上野大守になる際、当山の霊地で修行をしたのが始まりで、天台座主尊意僧正が開山の天台宗寺院になります。ご本尊は、釈迦如来が祀られ、山号は尊意僧正の法名になります。
 正和元年(1312年)鎌倉時代に、比叡山総持院学頭守明禅師が境内に天満宮を建て氏神として祀られています。
 慶長元年と明治33年に、火事で全焼しましたが、大勢の檀家により大正8年に堂宇が再建されています。その後も多くの檀家に守られ改修や改装がされ現在に至ります。
 入口に、聖観世音菩薩や六地蔵が並び、境内には、伝教大師が布教時の姿を思いおこして制作された像や梵鐘などがあります。

案内マップ

法性山妙法教院実相寺 (富岡市南蛇井)

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