小桑観音(富岡市小桑原)
開祖は得成寺・八代住職亮賢と言われる小桑観音。本尊は十一面千手観音。
昔、仏法谷の奥にあったものを、盗人が持ち出そうとしたところ、あまりの重さに堤に捨てたものを、村人が見つけて仏法谷の出口に置き、その後、現在の場所に移されたといわれています。
この小桑観音は、安産・子宝に御利益があることで知られており、安産祈願には、竹を輪切りにした柄杓(ひしゃく)。
子宝祈願には、竹の節を底にした柄杓を、それぞれ奉納する信仰があり、遠方からも多くの奉納者があるといいます。
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