富岡市茶臼山古墳(富岡市南後箇)
鏑川沿いの街並みを見おろす北山山頂に位置している茶臼山古墳は、四世紀末から五世紀初めに作られた北関東屈指の歴史ある古墳です。
茶臼山古墳は、直径約35メートルの円墳で1894年には、遺骸を納めた主体部(粘土槨)が発掘され青銅鏡、石釧(腕輪)、玉類、刀剣などが出土されました。
この時期は、初の統一国家である大和朝廷の勢力が北関東地方に及んできた時期とされ、古墳の数も少ないことから葬られた者と朝廷の結びつきも深いものがあったとされています。
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