女神坐像と十一面観音(妙義町菅原)

女神坐像と十一面観音は、県道51号線を妙義町方面から下仁田方面に進んだ道路沿い右側の波古曽神社址に位置しています。
この2つの石仏は、富岡市指定重要文化財に登録されています。
女神坐像は、線刻の祭神磐長姫と思われ、裏面には永徳二年八月廿二日の銘文が記され南北朝時代の物のようです。
近接している十一面観音は線刻像で波古曽神社の本地仏です。この菩薩は、人々の苦悩を見逃すことなく救済するため、慈悲や怒りの表情など十一の顔を持っています。
また、養蚕の神
として信仰を集めており、今なお、地域の人々に守られています。
トップへ戻る