名馬磨墨伝説（富岡市妙義町）

　伝説では、大桁山の生まれと伝えられる名馬磨墨。毛色が真黒なことから「磨墨」と呼ばれ、平家物語で名高い「宇治川の先陣争い」で、梶原源太景季が乗ったといわれています。

　磨墨を祀ったとされる磨墨神社は、大正時代に合祀され、現在の伏見神社となっています。

　また、大桁川や高田川では、虚空蔵山から削られた熱変成岩が、川の流れで磨かれ見つかります。磨墨の毛色ように真黒なことから、「銘石・磨墨石」として珍重されています。

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