齋藤昇久さん

下仁田葱・ジャガイモなどの生産  

 

 「両親が農業を営み健在なことから、高校卒業後すぐに就職し休日の時は家業の手伝いをしていました。定年を機に家業を継いでみようと思ったのがきっかけで就農しました。しかし、農業知識も乏しいことから61歳の時に農林大学校へ月2回通い学びました。JA職員に相談や栽培技術を学び、農林大学校の資料や市販の本を読むなど日々勉強中です。これからも品質の良い物が収穫できるように努力していきたいです。」と話してくれたのは、下仁田町下小坂の齋藤昇久さん(64)。
 齋藤さんは、就農4年目の農家で、30aの畑で下仁田葱やジャガイモなど多品目の生産に取り組んでいます。
 苦労したことをお聞きしたところ「天候に左右されて、良い物ができなかったことや病気がでた時が大変だった。農薬や除草剤の使い方が難しくいろいろ聞いたり勉強した。」と答えてくれました。
 良い物を作る上で心掛けていることは、「事前準備の土作りをしっかり行い、生育途中ではこまめに畑を見て回り状況の把握をするように心掛けています。」と話してくれました。
 農業をする上での喜びは「育ったものが実り、収穫できたときが一番嬉しい。Aコープや道の駅にも出荷しているので、お客さんが選んで購入してくれた時も嬉しい。」と話してくれました。
 趣味をお聞きしたところ、「勤務時から続けているゴルフ。月4〜5回行っている。高校の同級生やいろいろなゴルフコンペに参加している。」と笑顔で答えてくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ「健康に気をつけ現状維持しながら冬野菜に挑戦していきたい」と力強く語ってくれました。

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