高橋誠さん

原木しいたけを生産

 

 「両親が、農業を営み長男として高校在学中に家業を継ごうと決心しました。高校から農業経営大学校へ進み卒業後、すぐに就農しました。もともと、蒟蒻と原木しいたけをしていました。当時しいたけ栽培は、原木に種駒菌を植える栽培方法が主流でした。就農時に新しい取り組みとしてオガ菌の種菌を試みました。近隣では、まだ普及していないこともあり、種菌メーカーの指導のもと技術の蓄積や近隣の仲間と情報交換や相談をして勉強しました。これからも『美味しい』と喜ばれる品質の良い物を生産していきたいです。」と話してくれたのは、富岡市岩染の高橋誠さん(53)。
 高橋さんは、就農33年目のベテラン農家で、現在、奥さんと一緒に10棟のハウスで年植1.4万本の原木しいたけの生産に取り組んでいます。
 良い物を作る上で心掛けていることは「ほだ木をしっかり作ることやハウスをこまめに巡回しさまざまな所を確認するよう心掛けている。」と話してくれました。
 趣味は「忙しい中でも時間を作り子供たちの野球の応援に行くのが楽しみ。」と笑顔で答えてくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ「規模を現状維持しながら原木しいたけの更なる品質向上を目指すとともに健康面に注意しつつがむしゃらに頑張っていきたい。」と力強く語ってくれました。

トップへ戻る