飯野英樹さん

ナス・ニンジンなどを栽培

　「物心ついた時から両親が原木しいたけを営み手伝いをしていました。高校卒業後は、家業を継ぐのが当たり前と思いすぐに就農しました。平成１５年か１６年に原木しいたけから菌床しいたけに変更しましたが、災害、また、自分自身が病気を患い断念しました。その後、作目を変え近隣の諸先輩や吉井在住の先生に栽培や技術を学び、試行錯誤しながら品質の良い物を出荷していきたいです。」と話してくれたのは富岡市下丹生の飯野英樹さん（５６）。
　飯野さんは、就農３８年目のベテラン農家で、露地ナス１６ａ、ニンジン５０ａの栽培に取り組んでいます。
　良い物を作る上で心掛けていることは、「土壌消毒をきっちり行い、畑を巡回しながら成長を観察し農薬を適度に使って管理していくことを心がけています」と話してくれました。
　趣味は、「月１回ではあるが、ゴルフにいくこと」と嬉しそうに答えてくれました。
　今後の抱負をお聞きしたところ「品質の向上はもちろんのこと機械化を取り入れるとともに販売ルートの拡大を目指していきたい」と力強く語ってくれました。