飯島康友さん

露地ナスやブロッコリー・キャベツなどを栽培

 

 「両親も健在なことから高校卒業後は大学に進学しました。在学中にレストランでアルバイトを始め、卒業後はそのまま正社員として就職しました。勤務中に定年したら農業をしようと思っていた所、食の安全が騒がれ生産元のことを考えるようになりました。もともと農業をしようと思っていたので、10年間勤務した会社を退職し実家に戻り就農しました。
 農業を始めながら知識や技術を得るため農林大学校へ1年間通い勉強しました。地元の諸先輩に栽培技術を学び、生産部の諸先輩や大学校の先生、同級生に相談しながら日々勉強中ではありますが、品質の良い物を作っていきたいです。」と話してくれたのは、甘楽町金井の飯島康友さん(37)。
 飯島さんは、就農4年目の若手農家で、60aの畑で露地ナスやブロッコリー、キャベツなどの栽培に取り組んでいます。
 良い物を作る上で心掛けていることは、「畑周辺で養蜂をしている所があるので農薬使用に注意しています。農薬を極力さけ私自身が安全な農産物を生産するように心掛けています。」と話してくれました。
 農業をする上での喜びは「作っている作目が上手くでき、良い物が収穫できたときが嬉しい。」と笑顔で答えてくれました。
 趣味は「毎日ではないが、晩酌と気分転換に自転車に乗ること。自転車で風を切って走ると爽快で気持ちがいい。」と楽しそうに話してくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ「いろいろな作目に挑戦するとともに規模拡大しキッチリとした生産体制を整えていきたい。」と力強く語ってくれました。

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