長井進さん

露地ナスの栽培と菌床シイタケを生産

 

 「就農する前は、学校卒業してすぐに就職し42歳の時に退職しました。義父が原木シイタケを営み、休日には原木の自伐など手伝いました。妻も毎日ネット詰めをしていたことから、一緒に仕事ができればと家業を継ごうと決心し就農しました。父が他界したことで、原木シイタケから菌床シイタケに生産方法を変更しました。平成24年には、露地ナスの栽培を始めました。営農職員や諸先輩と情報交換や指導を受けるとともに指導センターから学びました。日々、勉強中ではありますが品質の良い物を出荷していきたいです。」と話してくれたのは下仁田町下小坂の長井進さん(63)。
 長井さんは、就農21年目のベテラン農家で、奥さんと一緒に13aで露地ナスの栽培とハウス5棟で年植1.8万床の菌床シイタケ生産に取り組んでいます。
 良い物を作る上で心掛けていることは、「菌床ハウスの温度や湿度管理に気を配っています。露地ナスは水分管理や病害虫がでないよう毎日畑を巡回し状況を確認するように心掛けています。」と話してくれました。
 趣味は、「仕事終わりの晩酌と気分転換でバイクに乗ること。近場でも気晴らしになる。」と楽しそうに答えてくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ「規模を維持し生産量を減らさないようにするとともにコスト削減を目指していきたい。」と力強く語ってくれました。

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