竹内徳善さん

下仁田葱、イチジク、ミカン、柿などの栽培

 

 「両親が農業を営み農家の長男に生まれ、幼少の頃から手伝いをしていました。中学生の時に家業を継ぐ話があり、卒業してすぐに就農しました。当時は、養蚕や蒟蒻、下仁田葱を栽培していて、両親の仕事を見て覚えました。同じ地域に諸先輩方が多くいたことで相談や指導を受け勉強しました。今年は、良い葱が育ち近隣の農家も買いに来てくれました。これからもお客さんに喜ばれる良い物を作っていきたいです。」と話してくれたのは、下仁田町馬山の竹内徳善さん(83)。
 竹内さんは、就農67年目のベテラン農家で、25aの畑で下仁田葱と12〜13年前から10aで始めたイチジク40本、ミカン25本、柿30本の栽培に取り組んでいます。
 良い物を作る上で心掛けていることは、「土作りや肥料、天候に左右されることもあるが、作物は手間をかけないと良い物ができない。手間をおしまないように心掛けています。」と話してくれました。
 趣味をお聞きしたところ「趣味ではないが、体調を崩す前は、部会などの旅行に参加していた。今は仕事1本。」と笑顔で答えてくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ「健康面に気を付け規模を維持し品質の向上を図りながら順調に良い物を作っていきたい」と力強く語ってくれました。

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