田中敏男さん

きゅうりを栽培

 

 「両親が農業を営み、農家の長男として生まれ、幼少の頃より米麦や養蚕の手伝いをしていました。高校卒業後、すぐに就農し新しい作目を作ろうと露地きゅうりに挑戦し、4年後にはハウス栽培に切り替えました。施設園芸部会の仲間に栽培や消毒などの方法を学ぶほか、情報交換をしながら勉強中ではありますが、品質の良い物が出荷できるようにしたいです。」と話してくれたのは、甘楽町福島の田中敏男さん(64)。
 田中さんは、就農46年目のベテラン農家で、18aできゅうりの栽培に取り組んでいます。
 良い物を作る上で心掛けていることは「土作りはもちろんのこと、肥培管理に気をつけています。肥料、水、温度のどれが欠けても良い物が作れないので常に作物の状態を確認するよう心掛けいています。」と話してくれました。
 趣味は、「仕事が終わった後の晩酌で、焼酎を1〜1.5合飲むのが楽しみ。1日の疲れが取れる。」と嬉しそうに答えてくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ「長年の経験を活かし安定した収量をあげるとともに、更なる品質向上と収量増加を目指しきゅうり1本で続けていきたい。」と力強く語ってくれました。

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