清水利一さん

ニラ・露地キュウリを生産

 

 「両親が農業を営み、幼少の頃から手伝いをしていました。農家の長男に生まれ、家業を継がなくてはいけないと思い、高校卒業後すぐに就農しました。当時は、蒟蒻や養蚕を中心に営んでいましたが、時代とともにニラや露地キュウリに作目が変わりました。近隣の先輩方に栽培技術を学び、生産部会に相談し勉強しました。これからも品質の良い物を作っていきたいです。」と話してくれたのは妙義町上高田の清水利一さん(62)。
 清水さんは、就農44年目のベテラン農家で、露地キュウリ7a、ハウス10棟でニラの生産に取り組んでいます。
 良い物を作る上で心掛けていることは、「基本である土作りをきっちりすることと栽培管理が重要である。頻繁にハウスを確認し温度や湿度を調節することで生育に適した環境が作れるように心掛けています。」と話してくれました。
 苦労したことをお聞きしたところ、「大雪が降った時に17棟あるうちの12棟が倒壊してしまい作物が全滅してしまい大変だった。補助金でハウスを建替えながら露地キュウリを始めた。」と振り返りながら話してくれました。
 農業をする上での喜びは、「品質の良い物が収穫できた時や収量が取れた時などが嬉しい。」と話してくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ「ハウスの規模を拡大しキュウリを増やすとともにゆくゆくはキュウリに作目を変更していきたい。」と力強く語ってくれました。

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