森田和宏さん

乳牛・繁殖和牛の飼育と玉葱を栽培

 

 「祖父、両親が酪農を営み、健在なことから大学校卒業後、アルバイト先のホームセンターに就職しました。祖父が引退した後は、両親が続けていました。酪農をしていた友人から「やってみないか」と声をかけられ、人手が足らず大変そうな両親を見て、家業を継ごうと決心し就農しました。両親から指導を受け、獣医から病気や健康管理など具体的なことを学び、日々、勉強中ではありますが、乳牛1頭当りの牛乳生産能力をあげていきたい。」と話してくれたのは甘楽町善慶寺の森田和宏さん(40)。

 森田さんは、就農13年目の農家で、現在、妻、父とともに成乳牛45頭、育成牛25頭、繁殖和牛4頭を飼育するほか、20aの畑で玉葱の栽培に取り組んでいます。

 良い物を生産する上で心掛けていることは、「1頭1頭の健康や栄養管理、病気などを常にチェックし早期に状態を判断することを心掛けています。」と話してくれました。「飼育している乳牛は、生まれた時から親まで育てているので子供の様に愛着があります。」と笑顔で答えてくれました。

 趣味は「ブログで、1日も欠かさず更新していることやラジオ番組に投稿していること」と楽しそうに話してくれました。

 今後の抱負をお伺いしたところ「仕事に追われているのでゆとりある経営をするとともに1頭当りの生産乳量をあげていきたい」と力強く語ってくれました。

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