本多清次さん

原木シイタケ・米の生産としゃくやくを栽培

　「両親が農業を営み、農家の長男に生まれ幼少の頃より手伝いをしていました。農業高校を卒業後、家業を継ぐのに抵抗も無く自然と就農しました。当時は、原木シイタケや乳牛、養豚などをしていました。就農時は、黒岩シイタケ部の諸先輩に相談し技術を学び、営農職員と情報交換をしました。これからも現状を維持しながらお客様に喜ばれる品質の良い物を生産していきたいです。」と話してくれたのは、富岡市上黒岩の本多清次さん（63）。
　本多さんは、就農45年目のベテラン農家で、奥さんと一緒に2棟のハウスで年植8千本の原木シイタケと田んぼで米を生産し、共同経営でしゃくやくの切り花栽培に取り組んでいます。
　良い物を作る上で心掛けていることは「良質なほだ木を自伐するとともにハウスの湿温度や風通しの管理を毎日欠かさず巡回して確認するよう心掛けています。」と話してくれました。
　趣味は「そば打ちや旅行、ツーリング。体調を崩してから出掛けていないが、2〜3年前は北海道に1週間ぐらいツーリングに行っていた。」と振り返りながら楽しそうに答えてくれました。
　今後の抱負をお聞きしたところ「何年できるかわからないが、原木シイタケや米、しゃくやくで良い物を作り楽に生活ができるようにしたい。」と力強く語ってくれました。