新井克彦さん

玉葱・ナスの栽培と繁殖和牛を飼育

　「祖父、両親とも繁殖和牛、乳牛の飼育を営み、幼少の頃より親しみがあることから家業を継ごうと決心し農林大学校へ進みました。卒業後は知識や経験を積もうと酪農ヘルパーで６年間学んだあと就農しました。11年間、順調に思われた飼育も情勢や大雪の影響を受け断念することになりました。
　大規模な飼育が出来なくても農家として違うことをやってみたいと諸先輩方に相談し心機一転、野菜に変更しました。近隣農家に指導を受け、青年部の仲間と情報交換しながら日々勉強中ではありますが、品質の良い物を育てていきたいです」と話してくれたのは、富岡市下高瀬の新井克彦さん（40）。

　新井さんは、就農14年目の農家で、現在、家族とともに玉葱１ha、ナス40ａの栽培と繁殖和牛４頭の飼育に取り組んでいます。
　良い物を作る上で心掛けていることは、「定植時に苗の大きさや状態を観察し追肥などで均一に生育するよう心掛けています」と話してくれました。
　趣味は、「子供がしているサッカーを応援すること。また、 ＦＣ富岡でチームメイトを募集しています」と楽しそうに話してくれました。
　今後の抱負をお伺いしたところ「規模を拡大しいろいろな栽培にチャレンジするとともに後輩達に農業が楽しいと思えるような取り組みをしていきたい」と力強く語ってくれました。