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小野澤政次郎さん

露地ナスを栽培  

 

 「祖父母が農業を営み、幼少の頃より手伝いをしていました。中学在学中に卒業したら家業を継ごうと決心し15歳の時に就農しました。当時は、近隣では珍しい蒟蒻栽培と養蚕、乳牛の飼育をしていました。蒟蒻は松井田の畑を借りていましたが、その時は、機械も無くすべて自力で開墾しての栽培なのでとても重労働でした。時代とともに養蚕や乳牛を辞め、露地ナスを新たに取り入れて、蒟蒻と露地ナスを主力に取り組みました。祖父から栽培技術を学び、地元の諸先輩方や指導センターに相談しながら勉強しました。これからも品質の良いものを生産し、お客さんに喜ばれる物を出荷していきたいです。」と話してくれたのは富岡市南蛇井の小野澤政次郎さん(84)。
 小野澤さんは、就農69年目のベテラン農家で、奥さんと一緒に15aの畑で露地ナスの栽培に取り組んでいます。
 苦労したことをお聞きしたところ、「足の怪我が思わしくなく、長く続けていた蒟蒻栽培を昨年で辞めたこと。」と寂しそうに答えてくれました。
 農業をする上での喜びは「昭和55年に富岡の蒟蒻立毛共進会で最優秀賞、翌年に県知事賞を受賞したことがとても嬉しかった。また、蒟蒻の生子を欲しい人がいてあげたらとても喜ばれた。」と笑顔で話してくれました。
 良い物を作る上で心掛けていることは、「土作りが大事なので、手を抜かずに丁寧に作ること。また、毎日、畑を見て回り作物を観察して状態を確認することを心掛けています。」と話してくれました。
 趣味は「育てた野菜を子供たちや近所に配ること。みなさんから美味しいと言われる。」と楽しそうに答えてくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ、「体が動く限り畑をしていき、もう少し栽培作物をふやしていきたい。」と力強く話してくれました。

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