宮下正行さん

タマネギの生産

宮下さん

 「幼少の頃から農業に興味があり、26年のサラリーマン生活の後、44才の時に就農しました。」と話してくれたのは、玉葱生産部アドバイザリーの宮下正行さん(68)。宮下さんは、奥さんと一緒にタマネギ180アールを栽培。JA出荷を中心に、消費者への直接販売も行っています。

 良いものを作るうえで心がけていることは「土づくりや小まめな管理、生育状況の記録、連作障害軽減のため緑肥栽培を導入しています。ただ、最近の異常気象の常態化により、満足のいくものが作りにくくなっています。」と答えてくれました。

 生産部に入って良かったことは「知識や情報が得られることは勿論ですが、多くの仲間ができ、お金で買うことはできない貴重な人生経験ができたことです。」と笑顔で話してくれました。

 最後に「高齢化や相場不安定などの要因で、管内の栽培面積は以前より半減しており産地崩壊寸前です。遊休農地は沢山あります。部員の皆様や関係機関の方々にご協力いただき、これからタマネギの一大産地になる様な意気込みになってほしい。」と思いを語ってくれました。

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