大竹洋光さん

玉葱と桑苗、桑葉加工の生産

 

 「農林大学校を卒業後、農業機械メーカーに就職し4年ほど田篠や甘楽町、吉井方面が担当地区で営業をしていました。その時、知り合った大農家の娘さんと結婚し、奥さんの実家に入りました。もともと農家ではありませんでしたが、婿として跡を継がなくては、と思ったことがきっかけで、農業をするなら早い方がいいと考え、13年勤務した会社を退職し、すぐに就農しました。両親から栽培技術を学び、農林大の同級生に相談しながら、日々勉強中ではありますが、品質の良い物を作っていきたいです。」と話してくれたのは富岡市田篠の大竹洋光さん(40)。
 大竹さんは、就農7年目の若手農家で、家族とともに4haの畑で玉葱の栽培と桑苗2万本の生産、また、桑葉加工に取り組んでいます。
 良い物を作る上で心掛けていることは、「日頃の手入れが重要であり、気を抜くと良い物ができない。子どもを育てている思いで気をつけている。また、農薬を極力抑え、地域の方に迷惑がかからないように心掛けています。」と話してくれました。
 農業をする上での喜びは、「忙しい中で、家族と一緒に過ごせる時間を作れるのが嬉しい。勤めの時は、遅くなり家族といる時間も少なかった。」と話してくれました。
 趣味は、「スキーやスノボー、バイクに乗ること。友人と一緒に年1回ツーリングに行く。今年は、忙しくて行けなかったが、去年は日帰りで北軽井沢へ行ってきた。」と振り返りながら楽しそうに答えてくれました。
 今後の抱負をお聞きしたところ「規模を拡大し雇用制度を整え法人化を目指すとともに葉物野菜などの新たな作目や加工品にチャレンジしていきたい。」と力強く語ってくれました。

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