北村隆行さん

イチゴを栽培

　「就農する前は、高校卒業後マーケットに就職し１３年間勤務しました。仕事をしていても先行きが見えず将来に不安を抱いていました。妻と知り合い結婚することをきっかけに家業を継ごうと決心し就農しました。日々、両親から指導を受け、指導センターや仲間に相談しながら勉強中ではありますが、品質の良い物を作っていきたい」と話してくれたのは富岡市曽木の北村隆行さん（３３）。

　北村さんは、就農３年目の若手農家で、両親とともに３５ａの畑で「やよいひめ」と「とちおとめ」２品種のイチゴ栽培に取り組んでいます。

　良い物を作る上で心がけていることは「土づくりにこだわり堆肥の量を多くすることや毎日欠かさずハウスを見回り苗、土の様子を確認し状況にあった管理をすることを心掛けています。」と話してくれました。

　農業をする上での喜びは「良い物が出来た時や苺を食べた方から「美味しい」と言ってもらえた時が嬉しい」と笑顔で答えてくれました。

　今後の抱負をお聞きしたところ「今は勉強中ですが、品質の良い物を作るとともに行く行くは規模拡大し農業生産法人化を目指していきたい」と力強く語ってくれました。