桑原裕樹さん
苺を栽培
「大学卒業後、東京で6年間就職し退職後に、魅力のあるイチゴを栽培したいと思い、約2年間いろいろな県を訪れ場所を探しました。もともと農家では無いので全国をあたり、群馬県を訪れたときに対応も良く苺農家を紹介してもらえました。紹介先で1年間研修して栽培技術を学び、その後、就農しました。研修先で経営を学び、苺生産部の諸先輩方に技術や相談をして日々勉強中ではありますが、お客さんに喜んでもらえる品質の良い物を作っていきたいです。」と話してくれたのは、妙義町下高田の桑原裕樹さん(40)。
桑原さんは、就農10年目の若手農家で、単棟ハウス3棟と3連棟1棟の計18aで苺栽培に取り組んでいます。
良い物を作る上で心がけていることは、「苺がその時に望んでいることを感じ取り、タイミングを逃さないようにする。肥料にもこだわり、良い物を惜しまず使い、作業の手を抜かず高品質な苺が提供できるように心掛けています。」と話してくれました。
農業をする上での喜びは「精魂込めて栽培した苺が実り、食べてくれたお客さんから「美味しかった」と言ってもらえるのが嬉しい。」と笑顔で答えてくれました。
趣味は、「1日の疲れを癒す晩酌が楽しみ。子供と一緒にスキーに行くこと。最近、仕事が忙しくなかなかスキーに連れていけない。」と残念そうに話してくれました。
今後の抱負をお聞きしたところ「最高の品質と収量を追求するとともに将来的に規模拡大を視野に入れていきたい。」と力強く語ってくれました。
語ってくれました。