松浦保さん
下仁田葱・なすの栽培と原木しいたけを生産
「祖父や父親が農業を営み、健在のことから大学に進学しました。3年生の途中で将来について考え始めた頃、バブルが崩壊しました。就職するより自営が良いのではないかと思い家業を継ごうと決心し中退後、すぐに就農しました。父から指導を受け、近隣の諸先輩方や指導センターに相談しながら品質向上を目指し、お客さんに喜んでもらえる良い物を作っていきたいです」と話してくれたのは下仁田町馬山の松浦保さん(42)。
松浦さんは、就農21年目の農家で、家族とともに下仁田葱30a、ナス10aを栽培と年植4000本の原木しいたけの生産に取り組んでいます。
良い物を作る上で心掛けていることは、「基本である土作りに気を使っていることや畑を毎日巡回し早めに病気の対処ができるように心掛けています」と話してくれました。
農業をする上での喜びは、「お客さんが『美味しい』と毎年買いに来てくれることが嬉しい」と笑顔で答えてくれました。
今後の抱負をお伺いしたところ「お客さんの期待を裏切らない、安心・安全・美味しい物を作っていきたい」と力強く語ってくれました。