吉田栄彦さん
原木しいたけを生産
「両親が農業を営み、蒟蒻や養蚕、林業など幼少の頃から手伝いをしていました。高校在学中に父が原木しいたけを始め、長男として家業を継ごうと決心し卒業後すぐに就農しました。父から林業の指導を受け、近隣の生産者や仲間から技術や情報交換をしながら、お客さんに喜ばれる高品質な物を生産していきたいです。」と話してくれたのは下仁田町中小坂の吉田栄彦さん(58)。
吉田さんは、就農40年目のベテラン農家で、現在6棟のハウスで年植1万2千本の原木しいたけの生産に取り組んでいます。
良い物を作る上で心掛けていることは、「手間をかけ、時間を惜しまず、1つ1つ丁寧に作業することを心掛けています。」と話してくれました。
趣味は「農作業機械のメンテナンスや修理をすること。知り合いから譲り受けたデルピス号を修理し4台所有している。」と笑顔で答えてくれました。
今後の抱負をお聞きしたところ「規模を現状維持しながら、こだわりの旨いしいたけを生産するとともにやりがいのあるしいたけ栽培を目指していきたい。」と力強く語ってくれました。