中里泰明さん
米麦の生産と農作業受託会社を経営
農家の長男として生まれ行く行くは家業を継ぐことが決まっていました。両親も健在なことから高校卒業後、東京農業大学に進学しました。卒業後は、社会勉強を兼ね就職し3年半ほど勤め退職後すぐに就農しました。就農後、作業に必要な機械が充実していることに気が付き、農作業の受託会社「有限会社『中里春風』」を設立しました。両親や地域の仲間から技術を学び、同業の諸先輩方に相談しながら経営を勉強しました。これからも地域の遊休農地を増やさないよう作業受託に取り組み、主食の米や小麦に力を注いでいきたい。」と話してくれたのは甘楽町造石の中里泰明さん(49)。
中里さんは、就農24年目のベテラン農家で、家族と一緒に農作業受託地や小作地などを合わせ22haの田んぼで米麦や飼料米の生産に取り組んでいます。
良い物を作る上で心掛けていることは「土作りや技術向上に努力し、不安定な季節でも安定した生産ができるように心掛けています。」と話してくれました。
趣味は、「仕事終わりの晩酌やゴルフ。特に仲間と飲むお酒は最高に楽しい。地域の仲間作りは大切だよ。」と笑顔で答えてくれました。
今後の抱負をお聞きしたところ「農業生産法人化により地域に根付いた担い手として農地の維持・保全に力を注ぐとともに地域の活性化また貢献をしていきたい。」と力強く語ってくれました。
今後の抱負をお聞きしたところ「規模を維持し生産量を減らさないようにするとともにコスト削減を目指していきたい。」と力強く語ってくれました。