並木勇治さん
原木シイタケの生産と下仁田葱・ニンニクなどを栽培
「祖父母、両親と農業を営み農家の長男として幼少の頃から手伝いをしていました。中学在学中に家業を継がなくてはと想い、卒業後すぐに就農しました。当時は、養蚕やコンニャク、原木シイタケを生産していました。両親や種菌メーカーに技術を学び、JA職員や部会の仲間に相談したり視察へ行き勉強しました。これからも現状を維持しながらお客さんに喜ばれる良い物を生産していきたいです。」と話してくれたのは、下仁田町南野牧の並木勇治さん(67)。
並木さんは、就農51年目のベテラン農家で、奥さんと一緒に8aの敷地で年植1万本の原木シイタケと10aで下仁田葱、3aでニンニクなどの生産に取り組んでいます。
農業をする上での喜びは、「直売所で、自分が値段を付けた物をお客さんが買ってくれるのが喜びであり励みになる。」と話してくれました。
趣味は、「旅行に行くこと。奥さんや部会などで国内のいろいろな所へ行った。最近は、北陸に行ってきた。メンバーも農業をしているので、いろいろな情報が得られ楽しい。」と振り返りながら楽しそうに答えてくれました。
好きな言葉は「継続は力なり。途中で辞めれば終わり、何でも継続することが大事。」と話してくれました。
今後の抱負をお聞きしたところ「直売所へ出荷できるように少量多品目で野菜栽培に挑戦するとともに健康面に注意しながら1日を暮らせるようにしたい。」と力強く語ってくれました。